三浦半島屈指のロケーションを誇る観音崎に、東京湾と庭続きにあるシーサイドリゾートホテルがオープンしました。
元々は観音崎京急ホテルとして長年親しまれてきましたが、約1年の改装期間を経て生まれ変わりました。
このたび幸運にも宿泊させていただく機会がありましたので、早速レポートします。
親しみやすいリゾートホテル
「ラビスタ」スペイン語で”眺望”を意味するそうです。
共立リゾートとしてはラビスタブランドは神奈川県初進出ということもあり、大変注目を浴びています。
お客様を迎えるアーチは以前のままでした。ここをくぐると一気にリゾート気分が高まってきます。
外壁もリゾート感を高め、南国情緒を演出してお客様を迎えます。
本館客室
このホテルの売りはなんといっても2階・3階の東京湾一望の客室です。
お部屋に入った瞬間に目に飛び込んでくる眺めに思わず歓声を上げてしまいました。
喧騒を忘れ、非日常を味わえること間違いなしです。
シンプルながら落ち着いた客室
2階のラビスタツインルームに宿泊しました。
開放的な室内は全体的に落ち着いた色調で、日が暮れると照明がとってもムーディーです。
大型客船や艦船の往来は、マニアならずともいつまでも飽きずに眺めていられます。
広さ:約32㎡
定員:2名様まで
さりげない気配りがにくい
なんとお着きの菓子が横須賀土産として大人気の海軍カレーしっとりせんべいと、横須賀長沢の人気店「カシュカシュのウィンドサーフィンクッキー!
これは本当に嬉しいですね~
一人で食べきれないので持ち帰りました。
冷蔵庫の中には冷えたミネラルウォーターが2本入っています。また、常温のミネラルウォーターも2本用意されています。
スリッパは室内用とお風呂などへ出かける時の室外用の2セット用意されています。
また、大小タオルの入った湯カゴは大浴場に行く際にとても便利です。さらにビニール袋も1枚入っているので、入浴後に濡れたタオルなど部屋へ持ち帰る際にとても助かりました。
バスルームはシンプルで清潔感あふれるつくりです。カミソリや歯ブラシなどアメニティは客室には無く、フロント付近のアメニティブースに置いてあるものを選びます。
レストランSACHIのディナー
メインダイニングの「SACHI」は天井が高くとても開放感があふれる空間です。
大きな窓からは東京湾の夜景が一望でき、夕食のひとときを引き立ててくれます。
コース料理ではありますが、堅苦しくなく、皆さん笑顔で会話が弾んでいました。
洋食コースのディナー
本日のメニューです。
三浦の食材も取り入れた内容で料理長のセンスがうかがえます。
オードブルがこれ
見た目からリゾート感満載です。
しばらく食べずに眺めていました。
こちらはジャガイモの冷製スープです。
さっぱり上品な甘みが舌を喜ばせます。
食べるのに夢中で他の料理は写真を撮り忘れてしまいました。
風呂
旅の楽しみはなんといってもお風呂。
日頃あくせく働いている東京や横浜の夜景を眺めながらの入浴はちょっと優越感に浸れます。
お湯はナトリウム塩化物泉の天然温泉で、五十肩 疲労回復 リウマチ・神経病に効くそうです。
温浴施設SPASSO(スパッソ)
ホテル棟1階から地下通路を歩き屋外の別棟に建つ温浴施設「SPASSO」入口です。
浴室内は写せませんが、泡のマッサージ効果が高い内湯と東京湾一望の露天風呂はつい長湯してしまいます。
営業時間:PM3:00〜深夜1:00/AM5:00〜AM10:00
男性(内湯、露天風呂・ドライサウナ)
女性(内湯、露天風呂・スチームサウナ)
貸切風呂
宿泊者は24時間無料で利用できる貸切風呂が5つあり、その全てから東京湾の眺めを独り占めできます。※10:00~14:00の間で順次清掃が入ります。
ヒノキの浴槽は常にお湯が満たされています。
他にも趣の異なる石のお風呂もあります。
湯上りにはアイスキャンディが食べ放題。太っ腹ですねぇ。(朝は乳酸菌飲料)
グランピング
目の前のプライベートなデッキスペースからはどこまでも続く青い海が目の前に広がり、屋外の心地よさを存分に堪能できます。
タイプはツイン、フォースの15室
全室バストイレ・シャワー・全室冷暖房・テレビ・空の冷蔵庫
夜のデッキスペースです。潮騒をBGMにバーベキューや焚火を楽しめます。
横浜のランドマークタワーや海ほたるも望めます。
朝食
共立リゾート名物の朝食は、到底食べつくせないほどの品数です。
前日の夜から胃袋の中身を調整して臨んでください。
朝からこの品数です。ディナーだとしても多いくらいです。
イクラかけ放題のどんぶりコーナー。
他に鮪、しらす、鰆、スズキも乗っけ放題です。
三浦半島ブースでは、地元食材を使った料理が並んでいます。
サラダコーナーも三浦の野菜がふんだんに並びます。
パンコーナーにはなんと横須賀名物ポテチパンが!
他にもクロワッサンなど各種取り揃えています。
スイーツも充実しています。プリンもとても濃厚で美味しかったです。
大食いで有名な私ですが、お腹がはち切れそうになってしまい、残念ながら全品制覇は断念しました。
後ろ髪を引かれる思いでレストランを後にしましたが、この衝撃はしばらく忘れられないでしょう。
営業時間: 7:30~9:30(最終入場 9:00)
その他施設
海と一体となったプールは宿泊者無料で9月中旬まで利用できます。
カラオケも完備(1時間 3300円)。歌が好きな方は到着後に早めの予約をお勧めします。
最寄駅(京急線馬堀海岸駅)までの無料送迎バスが運行されています。
所要は約15分です。
まとめ
横浜から送迎バスへの乗換も含め60分ほどで到着できる極上リゾートです。
東京湾から房総半島までを一望できる全室オーシャンビューの客室は、ちょっとした優越感に浸れるでしょう。
お風呂は大浴場に加え、無料の貸切風呂を5つも備え、現在の旅行者のニーズを的確にとらえていると思います。
食事は本当に大盤振る舞いと言っていいほどの内容で、満足感に浸りながら帰路につくことでしょう。
ご夫婦やカップルから家族連れまで、あらゆる層に喜ばれるホテルです。
施設情報
【住 所】神奈川県横須賀市走水2-1157-2
【電話番号】046-841-2200
【チェックイン】15:00
【チェックアウト】12:00
【アクセス】京急線 馬堀海岸駅より無料シャトルバス8分
【駐車場】<車>1台1泊1,000円、<バイク>1台1泊500円、 先着順
【URL】https://www.hotespa.net/hotels/la_kannonzaki/
※2023年8月現在の情報です。最新情報は公式サイトをご確認ください。