米海軍横須賀基地の歴史を学べる「日米親善ベース歴史ツアー」に参加してきました。
普段入ることのできない米海軍横須賀基地の、横須賀鎮守府やドライドックなどの施設の見学ができ、フードコートでのランチやネイビーさんともお話が出来る体験はこのツアーならでは。とても特別な限定ツアーです！
参加方法や注意点をまとめたので、参考になると嬉しいです！
スプリングフェスタ2023にも参加したライターTTが、ベースツアーレポートをお届けします。
日米親善ベース歴史ツアーとは
日米親善ベース歴史ツアーとは、一般社団法人横須賀市観光協会が米海軍横須賀基地の協力を得て開催するツアーです。
基本的には、春～初夏に2回・秋ごろに2回、合計4回ツアーが開催されています。
米海軍基地が一般開放される大型イベントの「スプリングフェスタ」や「フレンドシップデー」とは違い、事前申し込みが必須の少人数ツアーです。
米海軍横須賀基地内や、その周辺エリアの歴史スポットを見学しながらアメリカ文化を体験するツアー内容になっています。
ツアー参加には予約が必須
日米親善ベース歴史ツアーに参加するには、事前予約が必須です！
開催年によって申し込み方法は変わることがありますが、
今回ライターTTが参加した回は、インターネットから申込み、抽選に当選した方のみが参加できる抽選形式の申込でした。
2023年の春・夏開催ツアーはすでに申し込みが締め切られていますので、
次回開催時の参加者募集に向けて横須賀市観光協会のホームページをこまめにチェックすることをおすすめします★
横須賀市観光協会の観光メールマガジンに登録するとツアーやイベント情報が届くので、そちらもおすすめです。
（2024年2月9日追記）
2024年5月11日・6月23日のツアー開催が決定しました！
参加申込（抽選）はWEB限定で、2月28日17時締切です！
詳しくは横須賀市観光協会HPよりご確認ください。
ツアー料金
ツアー料金は 大人/小人 同額で 3,000円でした。
ツアー代金には、ガイド料・イヤホンガイド使用料・保険料・バス代が含まれています。
ツアー料金は事前振込の指定がありました。
ツアー金額や支払い方法は開催回によって違いますので、詳しくは横須賀市観光協会のホームページから確認してください。
2024年5月11日・6月23日のツアー料金は、大人/小人 同額で 5,000円となっています。
どんな方にオススメのツアー？
参加者は大人の方が多かったです。
お子さんの参加に制限はありませんが、歴史の解説が多く、
ツアーのテーマが“歴史”と“アメリカ文化”で学術的な説明が多いため、
そういった説明を理解できる・楽しめる、歴史やミリタリー好きの参加が多かったように感じます。
ただ、
ガイドさんが丁寧に説明してくださるので、
横須賀の歴史や米海軍基地の知識が全くなくても、もちろん楽しむことはできますよ！
ツアーの内容
ツアーの行程は、
①JR横須賀駅に集合、小グループに分かれて出発
②ヴェルニー公園を散策
③観光バスに乗って米海軍横須賀基地へ入場
④米海軍横須賀基地内の施設を見学
⑤ランチ＆米兵さんとのコミュニケーションタイム
⑥観光バスに乗って米海軍横須賀基地を退場、ツアー終了
という流れでした。
朝9時半ごろツアースタートし、14時頃の解散でしたので、所要時間は約4時間30分です。
ツアーの様子を写真で紹介
JR横須賀駅からツアーが始まります。
受付で身分証を提示して本人確認をします。
10名程度の小グループに分かれて、ツアーがスタート★
ヴェルニー公園の中を、ガイドさんの横須賀トークを聞きながら進んでいきます。
日本遺産に登録されている逸見波止場衛門も見学しました。
観光バスに乗り込み、米海軍横須賀基地へGO！
基地入場の際は、基地スタッフの方による身分証の再チェックがありました。
基地内にある米海軍横須賀基地C2建物（旧横須賀鎮守府会議所・横須賀海軍艦船部庁舎）にて、
基地副司令官さんのWelcomeスピーチを聞きます。
ゲスト（我々ツアー参加者）歓迎のため、特別なユニフォームを着てくださっているそうです。
日本語でご挨拶してくださり、場がとても和みました！Thank you for your speech！
米海軍横須賀基地C2建物（旧横須賀鎮守府会議所・横須賀海軍艦船部庁舎）も日本遺産に登録されている建造物です。
建物の中には歴代の米海軍横須賀基地司令官の写真や、昔のモノクロ写真などが展示されています。
米海軍最高司令官であるバイデンアメリカ大統領の写真も飾られていました。
バスに乗り込み、ドライドックの見学へ。
日本最古のドライドック。150年以上前に作られ、今も現役で船の修理等に使われているそうです！
大きすぎて俯瞰してみるのが難しいくらい。でも、よく見ると船の形をしていて面白かったです！
車窓から見えるクレーンの名前は「YOKOZUNA（横綱）」なんだとか。
他にも「ゴジラ」や「カイジュウ」という名前がついたクレーンもあるそうです。
お待ちかねのランチタイム。
基地解放イベントのスプリングフェスタでも食べた、POPEYESのチキンと、パンダエクスプレスの中華料理をいただきました。
イベントでの解放の日は、フードコートは来場者の日本人でいっぱいですが、
ベースツアーの日は実際に基地内に住んでいる方や働いている方の利用も多く、
列に並びながらアメリカ人の方と談笑したり…
アメリカの味＆アメリカ旅行気分を楽しむことが出来ました。
最後に、コサノパークという場所で米兵さんとのコミュニケーションタイム。
参加者からの質問に答えてくださったり、お話ししたり、写真を一緒に取ってくださいます。
基地の通訳ボランティアさんがいるので、英語が話せなくてもコミュニケーションOK！
「トップガン マーベリックは観ましたか⁉」なんて言う質問も飛び出て、面白かったです。
最後に観光バスに乗り込み、基地を退場して、ツアー終了です。
基地を出た後の解散場所は「よこすかポートマーケット」「横須賀中央駅前」「横須賀駅前」から選ぶことが出来ました。
ツアーが終わったのが14時ごろでしたので、ツアー後に観光することが可能です。
ライターTTは、横須賀中央駅とドブ板通りの間にある横須賀ビールでお疲れ様会をしました^^
たくさん歩いた後のビールは美味しいですね！くぅ～！！
日米親善ベース歴史ツアー参加の注意点
米海軍横須賀基地は、普段は一般の人は出入りが出来ない場所ですので、
入場の際には持ち物等注意点があります。
持ち物① 身分証は必須！
日米親善ベース歴史ツアー参加時には身分証の携帯が必須です！
身分証と言っても、米海軍横須賀基地指定の物の提示が必要なため、
基本的には
・有効期限内の パスポート
・有効期限内のマイナンバーカード
の、どちらかの提示が求められます。
パスポートやマイナンバーカードを持っていない場合は、
・有効期限内の運転免許証＋本籍地記載の住民票（コピー不可）
・有効期限内の運転免許証＋記載印字票（警察署発行の証明書。最寄りの警察署によって名称が違う場合もあります）
・中学生、高校生の場合は 学生証（生徒手帳）
などが身分証として提示が必要になります。
身分証の詳細は当選者に通知されるので、
ツアー参加当日までに確実に指定の身分証を用意する必要があります。
身分証を忘れた場合、米海軍横須賀基地への入場は出来ません。
ツアーを離脱しなければならなくなりますので、絶対に忘れないように要注意です！
持ち物② クレジットカードがあると便利
ツアーのランチタイムは、基地内のフードコートかマクドナルドで自由昼食になります。（お弁当の持ち込みも可）
基地内のお店はドル払い。
支払いに日本円（現金）も使えますが、おつりはドルで返ってきます。
クレジットカードで支払うことも可能なので、
おつり問題を考えるとクレジットカードでの支払いが便利です。
ただし、カードはVISAかMaster Curdの利用が推奨されています。
JCB等のクレジットカード会社のカードは使えないのでご注意ください！
服装は動きやすい格好で！
ツアー中はたくさん歩くので、歩きやすい靴での参加をおすすめします。
特にドライドック見学の際は、足元がガタガタしている箇所もあったので、ヒール靴での参加はやめておいた方がよさそう。
服装は普段着で問題ありません。
ただし、
米兵さんのユニフォームをも模した洋服だとNGが出る場合もあるようなので、
「トップガン マーベリックのコスプレをして基地に入りたい！」という方がいらしたら、ツアー参加時は気持ちをグッとこらえて、コスプレは封印した方がよさそうです（笑）
日米親善ベース歴史ツアー参加した感想まとめ
「日米親善ベース歴史ツアー」の参加方法や注意点をまとめました。
横須賀の近代歴史や米海軍横須賀基地の歴史を学べて、実際に米海軍基地に入場してアメリカ文化を体験できるツアー！
一般開放の大型イベントとは違い、少人数制なのでじっくり基地内を見学することが出来るのでおすすめです。
参加してみたいという方は、横須賀市観光協会のHPをこまめにチェックするか、観光メールマガジンに登録しておくと良いですよ☆
横須賀観光メールマガジンご登録はこちら
（2024年2月9日追記）
2024年5月11日・6月23日のツアー開催が決定しました！
参加申込（抽選）はWEB限定で、2月28日17時締切です！
詳しくは横須賀市観光協会HPよりご確認ください。
