「記念艦三笠」のアクセス・展示
現存する世界最古の鋼鉄戦艦であり、日本遺産の構成文化財に認定されている横須賀のシンボル、記念艦「三笠」を見学してきました。
記念艦三笠のアクセス方法
京急線横須賀中央駅下車、東口から国道16号を渡ってさらに海の方向に進みます。徒歩約15分で三笠公園に到着。JR横須賀駅からも徒歩25分程度で到着しますので、お散歩がてらヴェルニー公園を経由して歩くのも気持ちいいかもしれません。
横須賀中央駅から徒歩15分で三笠公園に到着。まず目に留まるのは巨大な艦船をバックに堂々と佇む東郷平八郎像です。
入場料
艦内見学は自動販売機で入場券を購入します。入場料は大人600円、高校生300円ですが、親子連れには嬉しい中学生以下無料です。
船は大きく、たくさん人数が入れるため基本的には事前予約は不要で、当日現地でチケット購入で問題ありません。どうしても事前に予約したい、じゃらんポイントを貯めたい・使いたい!という方は、じゃらんWEBサイトでの予約も可能です。当日WEB予約もOKです!
WEB予約はこちらからいざ艦内へ
階段を上って入場券を渡すとそこには鉄の塊が立ち並びます。遊覧船とは違う重厚な雰囲気を感じます。 じっくり1時間コースとお手軽30分コースの順路表示があり、その日の予定によって見学を進めます。
1時間コースをめぐる
最初に三六式無線通信機を扱う様子が現れます。当時、世界最高性能を誇った無線技術で、日露戦争で日本を勝利に導いた大きな要因になったそうです。
15インチ砲による攻撃の様子です。砲員はここで寝起きや食事もしていたそうです。それにしても上官の顔は怖そうです。
ロープおよび帆布で作られ、麦わらの入ったマットを敷き、毛布3枚を使用していました。中尉以下830名がこの釣床を使用して寝起きしていたそうです。
主砲から甲板を望みます。最大射程約1万mの、口径30cm主砲が2門装備されています。
前甲板は巨大な主錨などが装備されています。
日本海海戦において東郷平八郎連合艦隊司令長官が戦闘の指揮をとった場所です。東郷司令長官が5時間立ち続けたといわれる場所にプレートが示されており、バルチック艦隊を迎撃した情景が眼に浮かびます。
子供たちの展示室(日本海海戦操艦シミュレーター)
操舵手となり東郷聯合艦隊司令長官の指示を受けながら「三笠」を自由に操艦してバルチック艦隊と戦うことができます。
日露戦争で東郷平八郎率いる日本海軍がロシアのバルチック艦隊と戦い、勝利をおさめた日本史上の出来事を再現したVR日本海海戦です。
遥かに見えるバルチック艦隊、振り返れば後続の各艦、そして見上げれば翻るZ旗を体感できます。
他にもサイネージを使った解説もあり、艦内はデジタルを活用した案内も多く取り入れています。
東郷平八郎長官が使った長官浴室です。我が家のユニットバスより広いです。
連合艦隊の作戦会議、バルチック艦隊の降伏文書調印なども、この長官公室で行なわれました。
東郷平八郎元帥の遺髪が安置されています。
見学の後に
観光の後に欠かせないのはやっぱりお土産。下船すると売店が待っています。
Z旗の柄の売店は目を引きます。
三笠関連グッズの他、横須賀の定番お土産も売っています。
記念艦「三笠」を見学した感想と注意点
100年以上前に竣工された艦船ですが、重厚な造りで当時の技術の高さがうかがえます。
艦内に展示されている資料は、なぜ日本が戦争に進んでいってしまったのかがわかりやすく解説されています。
VRをはじめ、各所にデジタルを採り入れ、大人からお子さんまで楽しく見学することができます。
土日祝はボランティアガイドさんが無料でガイドしてくれます。スタートは10時10分、以後、15時までの毎正時、所要時間は約30分です。
お弁当は上甲板中部及び後部で食べることができます。事前に買い込んで、潮風に当たりながら召し上がってはいかがでしょうか。
施設情報
【住 所】神奈川県横須賀市稲岡町82-19
【電話番号】046-822-5225
【営業時間】 4月〜9月 9:00〜17:30 / 3月・10月 9:00〜17:00 / 11月〜2月 9:00~16:30
【休 艦 日】 12月28日~31日
【アクセス】京急線 横須賀中央駅より徒歩約15分
【URL】 https://www.kinenkan-mikasa.or.jp/index.html
※2021年11月現在の情報です。最新情報は公式サイトなどでご確認ください。
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