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午後からが面白かった!行列を回避して「日米親善よこすかスプリングフェスタ」を120%楽しむ方法

春のやわらかな空気に包まれるころ、毎年楽しみにしているイベントがあります。それが、日米親善よこすかスプリングフェスタ2025年3月22日(土)は、イベント日和の快晴。空は高く、潮風はやさしく、春の横須賀らしい穏やかな一日でした。
会場となるのは、普段は関係者以外立ち入ることのできないアメリカ海軍横須賀基地。
この日だけ一般開放され、日本にいながら海外の空気を体験できる“特別な扉”が開かれます。
これまでは、「朝から並んで全部回るぞ!」と気合い全開の“制覇型”。
でも今回は、思い切って作戦変更。
昼から、のんびり行ってみよう。すると、これが想像以上に快適で、むしろ“大人の楽しみ方”として大正解。今回はそんな「午後から楽しむスプリングフェスタ」の魅力を、たっぷりご紹介します。

日米親善よこすかスプリングフェスタ2026情報!

日時:2026/03/21(土)9:00~17:00(最終入場15:00)

入場には、米海軍横須賀基地が指定する身分証明書が必要です。
自動車運転免許証のみでは入場できません。横須賀市観光情報サイトにて必要な身分証明書を必ずご確認ください。

横須賀にいながら海外へ。ゲートをくぐった瞬間の空気の変化

米軍基地内

このイベント最大の魅力は、入場した瞬間から始まります。横須賀は、もともと様々な文化が自然に混ざり合う街。けれどゲートの向こう側は、さらに“もうひとつの世界”。
英語表記の案内板、ゆったり広い道路、丁寧に整えられた芝生、自然に聞こえてくる英会話。ほんの数分前まで横須賀の街を歩いていたはずなのに、体感としては完全に海外です。
この「空気の切り替わり」を味わえるのが、このイベントならではの醍醐味。

あえて午後から入場。そのメリットが想像以上だった

スプリングフェスティバル予定表

入場待ち、飲食の行列、移動の混雑など、午前中はどうしても艦船見学を目指してくる方も多く、来場者が集中します。それが昼過ぎになると、一気に流れが落ち着きます。
歩くスピードも自然とゆっくり。写真も焦らず撮れる。「全部回らなきゃ」という焦りも消える。イベントを攻略するのではなく、イベントの空気を味わうことに集中できる。これが午後参加の最大の魅力でした。

迫力満点の艦艇見学。間近で見る“本物”の存在感

ベンフォールド (ミサイル駆逐艦)

公開されていたのは、ベンフォールド (ミサイル駆逐艦)です。桟橋に停泊するその姿は、とにかく大きい。近づくほどにスケール感が増し、「これが実際に海を守っている船なんだ」という実感が湧いてきます。

ベンフォールド (ミサイル駆逐艦)

甲板に出た瞬間、潮風がふっと吹き抜け、視界が一気に開けました。艦上では、キリッとした制服姿の隊員さんたちがフレンドリーに迎えてくれました。 「どこから来たの?」「写真は撮った?」なんて、たどたどしい英語と笑顔でやり取りするのも、一般公開ならではの楽しみ。
家族連れやカメラを手にしたファンで賑わう甲板は、厳しい任務にあたる軍艦であることを一瞬忘れてしまうほど、温かな親善の空気に包まれていました。

ベンフォールド (ミサイル駆逐艦)

「BENFOLD」と刻まれた艦尾。 その向こうには、横須賀基地の象徴ともいえる大型艦船や、巨大な赤いクレーンが並びます。この「日常と非日常が隣り合わせ」な風景こそ、私たちが愛する横須賀の醍醐味だなと改めて実感しました。

艦船見学について
艦船見学の乗船前にも、(場合により)身分証明書の確認が行われます。有効な身分証明書を持って、艦船見学にお越しください。
例年、艦船見学のための待機列が発生し、乗船までに時間を要します。また、混雑状況により午後1時頃には受付終了となる傾向があります。
横須賀市観光情報サイトより)

「身長120㎝以下のお子様」など、艦船見学には安全のため様々な制限があります。「艦船見学の注意事項」を必ずご確認ください。

軍事施設という場所柄、どうしても制限は多め。
でも、その分だけ、普段はなかなか見られない景色に出会えますよ!
ルールを守って楽しく見学しましょう★

歩いているだけで楽しい!基地ならではのアメリカングルメ

ピザやビールの販売

歩いていると、どこからともなく漂ってくる香ばしい匂い。そう!このイベントのもう一つの主役が基地グルメです。午後2時を過ぎると行列が落ち着き、驚くほどスムーズに購入できます。しかも、品切れの心配もほぼなし。午後参加の“隠れたメリット”です。

フードコートに入った瞬間、気分は完全にアメリカ

フードコート

一度入ってみたかったフードコートへ。

フードコート内

中にはSubwayサーティワンアイスクリームといったおなじみの店舗が並びます。でも、日本の店舗とはどこか違う。照明の色、スタッフの雰囲気、漂う空気感が、しっかり“アメリカ”。同じチェーンなのに、体験がまるで違う。これが基地ならではの面白さです。

フードコート内

フードコート内は大混雑ですが、提供メニューがシンプルに絞られているため、注文から受け取りまでがとてもスムーズ。長い列に見えても、驚くほどテンポよく進んでいくので、ストレスを感じることはありません。むしろ、その軽快な流れもどこかアメリカらしく、活気ある雰囲気を楽しみながら待ち時間さえワクワクした気分に変えてくれます。
もちろん、日本円でも支払うことができますよ。

屋外テントでは多国籍な味覚の旅が楽しめる

フードと物販のエリア

屋外エリアに足を進めると、そこにはずらりと並んだ多国籍料理のテント。
活気のあるフードフェスのような光景が広がっています。

熱々のソーセージ

ジュウジュウと音を立てる炭火グリルからは、食欲を一瞬で刺激する香ばしい匂いが漂い、思わず足が止まってしまうほど。
目の前で豪快に焼き上げられるソーセージは、日本のお祭りとはひと味違うワイルドさ。焼き上がった瞬間にパンへ挟み、「はい、どうぞ!」と渡してくれるテンポの良さもなんだか楽しい。

タコス

タコスは皮も自家製です。パリッと焼いた皮にスパイシーな具材がたっぷり。
余計なアレンジはなく、シンプル。それなのに驚くほど力強い味わいで、「これぞ本場のストリートフード!」と感じさせてくれます。

ステーキ

さらに、目を引いたのが豪快なBBQステーキ。
分厚くカットされたお肉が鉄板の上で焼き上げられる様子は、それだけで食欲を刺激する迫力です。
しかも午後の遅い時間帯になると、「2パックで割引だよ!」と声をかけてくれる場面も。そんな大らかなサービスも、このイベントならではの楽しさです。受け取り方も実にアメリカンで、焼き上がったステーキをジップロックに“ばさっ”と入れて手渡し。日本のお店ではなかなか見かけない、このラフさがなんとも新鮮です。そこには、「細かいことは気にせず、とにかく楽しもう!」という空気が自然に流れていて、この開放感がなんとも言えません。
午後のゆったりとした時間帯だからこそ、人混みに追われることもなく、ベンチに腰かけてのんびり味わう余裕も。潮風を感じながら頬張る熱々のステーキは、それだけで特別な思い出の一皿になりました。

物販エリアは宝探し感覚。見て歩くだけでも楽しい

米軍オリジナルグッズ

グルメだけでなく、ショッピングもこのイベントの大きな楽しみのひとつ。
会場には、Tシャツや缶バッジ、ステッカーなど、ここでしか手に入らないオリジナルグッズがずらりと並び、期間限定のポップアップショップのようなにぎわいです。

米軍オリジナルグッズ

大胆なロゴデザインやカラフルな色使いは、日本の土産物とはひと味違う雰囲気で、見ているだけでもワクワク。思わず「これ、普段使いしたい!」と手に取りたくなるアイテムばかりです。旅先で記念品を探すような感覚で、“この日、この場所だけ”の特別な一品に出会えるのも、スプリングフェスタならではの魅力です。

夕方からが本番!?時間帯で表情が変わるイベント

スケジュール表

午後から参加してみて気づいたのは、このイベントが時間帯によってまったく違う表情を見せてくれるということでした。昼間は、青空の下でにぎやかに楽しむ開放的な雰囲気。
人々の笑い声やグルメの香りが広がり、まるで海外の週末マーケットに紛れ込んだような活気に満ちています。
ところが、夕方が近づくにつれて、会場の空気が少しずつやわらかく変わっていきます。
日差しが落ち着き、人の流れもゆったりとして、どこか心地よい余韻のような時間に。

ステージ

そんなタイミングで、ステージではアメリカ第7艦隊のバンド演奏がスタート。

第7艦隊バンド
第7艦隊バンド

本格的なサウンドが響き渡ると、観客は自然とリズムに体を揺らし、手拍子が広がり、気づけばその場にいる誰もが音楽を共有しているような一体感に包まれていきます。演奏に合わせて、観客も自然と体を揺らし、拍手が広がり、会場が一体感に包まれていきます。昼のにぎわいとはまた違う、少し大人びた、心地よい高揚感。
この“時間の移ろい”こそ、午後から訪れた人だけが味わえる特別な魅力だと感じました。

いちばん心に残ったのは「夕暮れの景色」

夕暮れ

日がゆっくりと傾き始めるころ、それまで明るかった空の色が、少しずつやわらかなオレンジ色へと変わっていきます。光の角度が変わるだけで、景色の印象も一変。にぎやかなイベントの真っただ中にいるはずなのに、
この時間帯だけは不思議と空気がやさしくほどけ、まるで時間の流れが少しゆっくりになったかのよう。人々の楽しげな声も、遠くに聞こえる音楽も、すべてが夕暮れの色に溶け込んでいく。そんな穏やかな瞬間に包まれながら、「ああ、この時間にここにいられてよかった」と自然と思えました。
この景色に出会えただけでも、午後から訪れた価値は十分すぎるほど。
むしろ、この“夕暮れのご褒美”こそが、今回いちばん心に残った時間だったのかもしれません。

米海軍横須賀基地 情報

【住  所】神奈川県横須賀市本町
【電話番号】046-816-1110
【アクセス】京急線汐入駅、横須賀中央駅から徒歩15分
※2026年2月現在の情報です。最新情報は公式サイトなどでご確認ください。

日米親善 よこすかスプリングフェスタ2025 まとめ

ベンフォールド (ミサイル駆逐艦)

艦艇見学アメリカンなグルメ、ライブ音楽、そして美しい夕暮れ。
振り返ってみると、このイベントには一日では味わいきれないほどの魅力が詰まっていました。今回、あえて午後から参加してみたことで気づいたのが、予定を詰め込まない「余白のある楽しさ」でした。
急がず、焦らず、気になった場所にふらっと立ち寄る。
それだけで、同じ会場でも感じ方がまったく変わります。

・全部回ろうとしない
・歩く時間そのものを楽しむ
・食事は時間をずらしてゆったり
・夕方までいて、景色の変化を味わう

この4つを意識するだけで、満足度はぐっとアップ。
イベントを“こなす”のではなく、その場の空気に身をゆだねて過ごす――そんな大人の楽しみ方ができた一日でした。
次に訪れるなら、ぜひ午後からのんびり。きっとこれまでとは違う景色に出会えますよ。

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