2025年12月20日(土)、2025年12月21日(日)にパシフィコ横浜で開催予定の「お城EXPO 2025」。
横須賀市/横須賀市観光協会ブースで配布予定の「三浦一族ゆかりの地を歩く 衣笠城周辺歴史めぐり絵図」の地を一足先に歩いてきました★
※写真は2024年度の様子
お城EXPOとは?
お城EXPOとは、2016年から毎年12月にパシフィコ横浜にて城郭文化の振興と発展やお城好きの方々との交流を目的に開催されている日本最大級のお城の祭典です。日本全国から「お城」と「お城のスペシャリスト」と「お城ファン」が集結し、高い支持を得ているイベントとなっています。(お城EXPO HPより)
横須賀市・横須賀市観光協会は、「城めぐり観光情報ゾーン」のブース№85に出展します!
「城びと お城EXPO 2025 徹底ガイド」
開催概要
名称 お城EXPO2025
会期 2025年12月20日(土)9:30~18:30(最終入城18:00)
2025年12月21日(日)9:30~17:00(最終入城16:30)
会場 パシフィコ横浜ノース(神奈川県横浜市西区みなとみらい1-1-2)ほか
主催 お城EXPO (公益財団法人日本城郭協会、城びと<東北新社>、株式会社ムラヤマ、パシフィコ横浜)
HP https://www.shiroexpo.jp/
これが「衣笠城周辺歴史めぐり絵図」だ!

「山城」として有名な衣笠城をメインに、衣笠城を本城とした三浦一族に縁のある寺社をめぐってみるにはぴったりの地図となっています。
歴史&山城ナビゲーター 山城ガールむつみさん監修です。
実際に歩いてみた
START:北久里浜駅

旅の始まりは京浜急行線北久里浜駅です。
バスを利用する場合は、北久里浜駅から以下の系統のバスに乗車し、「岩戸」停留所で下車します。
・久13 YRP野比駅行
・北久13 YRP野比駅行
・北久14 大矢部・新岩戸団地循環 (岩戸二丁目 方面)
・北久18 岩戸支援学校 団地循環(大矢部・新岩戸)

歩きの場合は駅を出て左方向、駐輪場沿いを進みます。
駅前にコンビニエンスストアがありますので、スポーツドリンクはここで買えます。
平作川にかかる「森崎大橋」を越えます。
森崎大橋は2本ありますが、うち1本 歩行者が全線通り抜けられないほう を目指して進みます。

駐車場の横道のようなところから橋の一部分を渡り、川を越えます。
その先は、ひたすら大通り沿いを歩きます。途中にコンビニや飲食店もあるので安心です。
岩戸 停留所
岩戸の停留所に着いたら、すぐ先の信号「満願寺入口」から脇道に入ります。
川沿いを歩くと、右手に満願寺があります。

満願寺

満願寺は、鎌倉時代初期に三浦大介義明の子である佐原十郎義連(さわらじゅうろうよしつら)によって創建されました。高さ200cmを越える本尊の観音菩薩像と地蔵菩薩像は国の指定重要文化財です(収蔵庫拝観は要予約)。
満願寺 情報
【住 所】神奈川県横須賀市岩戸1-4-9
【電話番号】046-848-3138
【アクセス】京浜急行バス「岩戸」バス停下車、徒歩約6分
【URL】https://mangan7676.wixsite.com/mysite
※2025年9月現在の情報です。最新情報は公式サイトなどでご確認ください。
満願寺~大矢部
満願寺から、大矢部地区の寺院までもバスまたは徒歩で向かうことができます。
バスの場合は、「岩戸二丁目」停留所から以下の系統のバスに乗車し、「大矢部三丁目」停留所で下車しますが、それぞれ1時間に1本程度しかありません。
・久16 JR久里浜駅行
・野3(YRP野比駅-衣笠十字路) 衣笠十字路 ゆき
徒歩の場合は約1.4km、20分程で、概ね下り坂です。
腹切松公園

大矢部三丁目停留所のある県道27号線から少し入ったところに腹切松公園があります。
治承4年(1180年)、頼朝の挙兵に加わった義明は衣笠城合戦で敗戦を悟ると、一族を城外に逃した後自身は敵陣へと飛び込んでいきました。最終的にはこの辺りにあった傘松の下で自害したといわれており、これが「腹切松」の由来となっています。
清雲寺

腹切松公園の近く、階段を上った先にあるのが清雲寺です。長治元年(1104年)に三浦義継が父・為継の供養のために建立したと伝えられています。円通寺跡にあった義継と初代・為通の墓が軍用地化に伴いこちらに移され、現在は為通・為継・義継の三代の墓が祀られています。
清雲寺 情報
【住 所】神奈川県横須賀市大矢部5-9-20
【電話番号】046-836-0216
【URL】https://seiunji.jp/
※2025年9月現在の情報です。最新情報は公式サイトなどでご確認ください。
薬王寺旧跡・三浦義澄公墳墓

清雲寺から大通りを挟んで向かい側、一般のご住宅の裏に「薬王寺旧跡・三浦義澄公墳墓」があります。
薬王寺は仏頂山と号し、建歴2年(1212年)鎌倉幕府の侍所別当であった和田義盛が父・義宗や叔父・義澄の菩提を弔うため創建したものと伝えられていますが、明治9年(1876年)廃寺となりました。
近殿(ちかた)神社

大通りに面したリサイクルショップから見える位置に、近殿神社があります。

鎌倉幕府の重臣、三浦義村を御祭神として祀る神社です。三浦氏の六代当主である義村は政治面において優れた人物で、執権である北条家と外戚になるなど政治的地位を獲得すると、三浦一族の最盛期を築きあげました。
満昌寺

満昌寺は、創建は建久5年(1194年)、鎌倉幕府成立に大きな役割を果たした義明の菩提を弔うため源頼朝が建立しました。宝物殿には国指定重要文化財「三浦義明坐像」をはじめ、三浦一族ゆかりの文化財を多数所蔵しています(宝物殿見学は要予約)。

満昌寺 情報
【住 所】神奈川県横須賀市大矢部1-5-10
【電話番号】046-836-2317
【アクセス】(JR横須賀線「衣笠駅」から)京浜急行バス「YRP野比駅 ゆき」で6分「満昌寺」下車
または、「三崎東岡・三崎口 ゆき」で5分「衣笠城址」下車、徒歩5分
(京急線「北久里浜駅」から)「大矢部団地循環」で8分「大矢部三丁目」下車、徒歩10分
【URL】https://manshoji.com/
※2025年9月現在の情報です。最新情報は公式サイトなどでご確認ください。
満昌寺~衣笠城址
満昌寺~衣笠城址は、信号「衣笠インター入口」近くにある「衣笠城址」停留所まではバスの運行がありますが、途中停車駅のない1区間のみ・約500mですので、歩くのがおすすめです。
満昌寺を出た後は対向車線に渡らず、衣笠インター方面に進みます。

信号「衣笠インター入口」の十字路は、地下道がありますのでそこを通ります。
衣笠インターの入口がある信号「衣笠城址前」の1つ先の信号で対岸に渡ります。
横断歩道のすぐ近くの壁に「衣笠城 追手口跡」があります。
そのまま、向かって右側の道を進みます。

地蔵尊のあるすぐ右の道を進みます。このすぐ先からかなりの坂になります。

カフェが左手に見えたら、あと少しです。
この日はお休みだったようですので、看板などは出ていませんでした。

大善寺の駐車場が見えたら、右手に不動井戸の紹介看板があります。
その先、手前の階段は、大善寺に向かう階段なので、もう1つ奥の階段を上ります。


衣笠城址
階段をのぼると…

到着です!!
衣笠城址は、康平年間(1058年~1065年)三浦為通によって築城されたといわれ、以後為継・義継・義明の四代にわたり三浦半島経営の中心地として栄えました。

奥には案内看板もありますので、是非ご確認ください★
衣笠城址~

お戻りは、先ほどの十字路で地下道を渡らず、ガスト・レッドバロンの角を左折したすぐ先に「衣笠城址」停留所があります。

もし歩く場合は、こちらの写真の京浜急行バス衣笠十字路案内所(衣笠十字路バス停)近くの「衣笠コミュニティセンター」に三浦一族の武将たちの甲冑や、関連略系図などが展示されていますので、是非ご見学ください。
三浦一族散策マップ まとめ

今回、全行程を徒歩で周ってみました。気になる所要時間は…約2時間半でした!
距離はなんと、約10km!!
一部、バスを利用できる区間もありますので、ウォーキングに自信のない方も安心です。
是非散策してみてはいかがでしょうか?★

「衣笠城周辺歴史めぐり絵図」に関するお問い合わせ・資料請求
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